現場でも目が疲れにくい、”新しい青焼き”

2016年3月末をもって青焼きサービスが全国の複写業で終了し、それに変わり広幅複写機による白黒コピーへと変わりました。

PPC用紙特有の白みは黒字にマッチしコントラストをはっきりとさせることができますが、その反面、光の反射に関しては、嫌なぎらつきを感じる事があります。

特に、野外となる土木現場での使用状況を確認すると、太陽の光の反射で目が疲れ、見やすかったはずの図面も、疲労から非常に見えづらい図面へと変わってしまいます。

そこで、私ども川又感光社では、現場でも目が疲れず扱いやすい、新しい青焼き『ブループリント』を提案します。

ご希望がございましたら、違いを比較し実感いただくためのサンプル作成も承りますので、是非ご相談ください。

鉛筆や赤などで加筆しても修正が一目瞭然！

様々な場面で必要となる図面ですが、計画の変更や現状の確認、寸法の修正など、図面に対して加筆が必要な場合は多いかと思います。

青焼き図面を使用していた時代では、鉛筆など黒での加筆でも元が青字のため、加筆場所が明らかになるという利点がありました。これは改ざんの防止にもつながりました。

しかし、モノクロのプリントでは元が黒字のため、加筆に黒を用いると違いが分かりづらくなるため、赤での加筆と区別したい場合には別の色で加筆するなど工夫が必要でした。

ブループリントは、青焼き同様の青字でプリントしますので、黒での加筆が明らかとなり、急な要件変更にその場で対応した場合も、後から修正が分からなくなるなどといった事がありません。

赤で加筆しても、鉛筆で加筆しても、また、施工段階や場所を示すために黄色などを用いた場合でも普通紙に比べ紙色が濃いため色がよく乗り、修正箇所が一目同然です。

光反射の低減といった使用環境に対する効果に加え、運用上でも多くのメリットがあります。ぜひこの機会に弊社のブループリントを採用ください。

中国は青焼き文化

製造業の皆様はこれまで部品図や組立図など多く青焼きの図面を目にしてこられたかと思います。

特に中国では、安価で大量の複写ができる青焼きが好まれるため、今でも一部青焼き機が生産されており、成果品の納品にも青焼きを用いられることがあると聞いております。

機材・機器の成果品を中国に発注される場合など、日本国内でも、新しい青焼き『ブループリント』が可能となりましたので、ご検討頂けたら幸いです。

弊社のブループリントは、オリジナル用紙にブルーの印刷という独自の形で提供するため、悪意のある改ざんや複製がきわめて困難なものとなっております。

現在は図面の共有についてCADデータでのやりとりがほとんどかと思いますが、マスターとしての出力を要する際など、是非お声掛けください。